一般社団法人全国ノーリフティング推進協会
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新着情報2015/2/23
第2グレイスフル春日井は、愛知県春日井市牛山町に平成14年9月開設されました。
開所当時はまだ珍しかった完全個室のユニット型の施設で、介護が必要になっても住み慣れた地域の中でいつまでも変らない生活を送っていただけるように日々がんばっております。
さて今回は、第2グレイスフル春日井で行っている「ノーリフティングの実践内容評価」についてご紹介します。これは、職員が日々正しくノーリフティングが実践できているかを確認するための取組みです。月に1度「ノーリフティングトレーナーラウンド表」を基に、トレーナーが実際に介助を行っている場面に立ち会い、評価を行います。
上の写真は、移乗用リフトの取扱いについて、スリングの着脱に重点を置いたラウンドを行ったときのものです。評価対象項目は、年間スケジュールで定められています。評価ラウンド中に職員から質問があったり、その質問内容についてノーリフティングの考えを基礎としてよりよい方法を考えたりと、ミニカンファレンスのようになっています。コミュニケーションを通じて、チームとしての一体感も生まれています。よい波及効果だといえます。
上の写真は、除圧のためのマルチグローブを導入する際に、リーダーさんがユニットの他の職員にその使い方をレクチャーしているときのものです。気付かれた方もおられると思いますが、2場面ともに
腰痛を引き起こす不良姿勢での介助
になっています(マルチグローブを使うことに夢中になっています。)この2枚の写真は指導時に実際に使用したものですが、振返りの際にリーダーさんに自分が取っていた姿勢について聞いてみると、「そんなに屈んでいましたか?」との返事があり、この写真を見てもらうと、言葉を失っていました。
このときに改めて気付いたのですが、ほとんどの職員は自分が介助をしている場面は見たことがないということです。そのため、自分自身がもっているイメージと、実際に行っているときの姿にはギャップがあるということが分かりました。ですから、評価の際に
写真として記録を残したり、動画を使って伝達する方法は非常に有効である
と思います。
社会福祉法人サン・ビジョン 特別養護老人ホーム第2グレイスフル春日井
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